[PR]今日のニュースは
「Infoseek モバイル」


 2月23日 

 今日は、二人の運送関係の方が相談に見えました。一人の方は、車持ち込み(営業ナンバーを付けるため名義は会社)で多い時は年収1,200万円でも、車のローンで大半が消え、会社にはナンバー代として売上の13%を引かれる。売上の少ない時にはやり繰りが大変です。ご主人は毎日疲れ果てて、知らない間に奥さんがサラ金から借り入れて辻褄を合わせていました。この10年間の間にローン借入金合わせて1000万円くらいになっていました。
 もう一人の方は、2年前に脱サラをして軽自動車の宅急便を始めました。当初から売上の支払いが遅れがちであり、
思うほど楽な生活ではありませんでした。それまで貯めていたお金を使い果たし、独自の営業展開も始め、少しづつ先が見えるようになってきましたが、住んでいる県営住宅の家賃の滞納が一年半になり裁判所より立ち退き命令が下されました。
 お二方とも初対面の方ですが、それぞれ悩みを打ち明けて今の情況を何とか打開しようという意欲を感じました。
これからも、みんなで知恵を出し合って解決していきたいと思います。



▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

メールマガジン
     ******************************************************
   『借金地獄・倒産危機から、自力で脱出する方法』 by 吉田猫次郎
     ******************************************************
        URL http://www.nekojiro.net/

【 Vol.71 】 2004年3月28日発行/不定期刊/発行部数4441部   
-------------------------------------------------------------
 <もくじ> 
   ・ きょうのヒント − みんな裁判所へ行こう
   ・ イベントのご案内(大阪&東京)
   ・ 新刊本のご案内



■■■きょうのヒント − みんな裁判所へ行こう■■■


貸金業者は「プロ」です。それに対し、あなたは「素人」です。
貸金業者は「大企業」です。それに対し、あなたは「一般個人」です。

よく、多重債務の方から、「裁判も調停もしないで、直接業者と交渉して、利息の引き
下げや元金カットを求めることができるか?」という質問を受けることがあります。
これに対して、私はいつもこう答えます。
「できるかできないか?と訊かれたら"できます"けど、ものすごくムズカシイですよ。
冷静に考えてください。相手は訓練を受けた大組織のプロで、あなたは経験に乏しい
一個人のシロウトです。どう考えても、対等に話し合うのは難しいと思いませんか?」
と。

そこで、裁判所の利用を勧めます。(弁護士の利用もモチロン勧めますがここでは省略)
しかし、多くの方が、裁判所と聞いただけで「え〜っ、裁判所を使うの?」と、
たじろいでしまいます。

皆さん、裁判所に対して大きな勘違いをしています。
代表的な勘違いを、箇条書きにしてみましょう。

[裁判所は弁護士に頼らないと利用できない?]
 これは大きな間違いです。もちろん何も知らないままでは手続きが前へ進みません
が、しかるべき書物を2−3冊読み、裁判所に何度か下見に行けば、だいたい大まかな
様子がわかってきます。 (私自身、専門家の手を借りずに何十件もの本人訴訟を手
がけて、おおむね満足いく結果が得られたことは、今までに書いてきたとおりです。
これは特別なことでも何でもありません。)軽い気持ちでできるほど裁判手続きは
甘くありませんが、本気になって取り組めば、日本語が不自由なく読み書きできる
人なら誰でもやれる、というのが私の実感です。


[裁判所の手続きはとっても金がかかる?]
 これも大きな間違いです。 やや正確に言うと、裁判所の実費と弁護士報酬を
合わせれば、それ相応のおカネがかかります。が、裁判所の実費(印紙代+予納切手
代)そのものは、皆さんが思っているよりずっと安いです。
たとえば、東京簡易裁判所では、特定調停は1件あたり710円(注:債務額などにより
異なることもある)。また地裁で民事の訴訟を起こすときも、印紙代は訴額の1%以下、
切手代は6000−7000円がひとつの目安で、具体的には、私が借入額500−600万の商工
ローンを相手に訴訟を起こした時の裁判費用は、総額で3万円強だったと記憶してい
ます。

[裁判所の世話になる行くなんて、一家の恥だ?]
 これも大きな偏見です。裁判所(特に民事)は、あなたが罪人であるかのように
断じる場所ではありません。特に「貸し金」の争いにおいては、むしろまったく逆だと
言ってもいいでしょう。裁判所を利用していないうちは、どんな状況であれ無差別に
「借りたカネを返さないあなたが悪い」と罵られがちですが、裁判所ではその前に
「貸し手はちゃんと法に則って貸し付けを行ったか?」「それは事実か?」「違法性の
ある行いはなかったか?」「借り手側の言い分は?」など、双方の言い分をよく聞き、
多方面にわたって審議してくれます。  

★ 裁判所は、「一個人」が「大組織」と対等に争える、唯一の場だと言っても
  過言ではないでしょう。(←重要な認識です!)
  こんなに便利なものを利用しない手はないと思いませんか?

私は、立場の弱い一個人であればあるほど、また、弁護士費用を捻出できない
経済的弱者であればあるほど、交渉の場として、裁判所を積極的に利用するべきでは
ないかと考えます。

とはいえ、一度も裁判所に行ったことのないうちは、やはり何だか怖いイメージが
つきまとうでしょう。

そこで私がお勧めしたいのが、「裁判所見学」です。
地元都道府県の簡易裁判所(民事)か地方裁判所(民事)へ、
一度行ってみてください。

特におすすめなのは、裁判所の「法廷」に入り、「傍聴席」で、他の人の裁判を静かに
聴いてみることです。法廷の入り口ドア付近に、その日の公判の予定表が貼り出されて
いますから、それを見て、自分と関係ありそうなものを聴くのです。傍聴席は基本的に
誰でも入れます。帽子を脱ぐとか、裁判官が入ってきたら礼をするとか、録音撮影禁止
とか、一種独特の決まり事はありますが、基本的には誰でもフリーパスです。

民事の裁判で最も多いものの一つが、皆さんおなじみの(?)「貸金請求訴訟」です。
よくクレジットカード会社や消費者金融が「返済が遅れると、法的手続きに入ります
よ!」 と警告してきますが、この「法的手続き」の現場が、全国の簡裁・地裁の
法廷で、毎日のように繰り広げられているのです。それをあなた自身の目で、無料で
下見できるのですから、こんなに参考になるものはないでしょう?

最後に、もっと具体的なワンポイントアドバイスを。

・ 消費者金融、クレジットカード会社、商工ローンなど、いわゆるグレーゾーン
 金利で貸し付けている業者と「元本カット」や「金利引下げ」の交渉をしたいなら、
 これはもう、サシでの任意交渉は諦めて、裁判所を大いに利用しましょう。
(または最もオーソドックスな選択肢として、弁護士さんに交渉を委任しましょう)

・ 裁判所で最も利用しやすいのが簡裁の「特定調停」ですが、これは万能では
 ありません。時としてものすごい効果を発揮しますが、特定調停だけに固執するのは
 ある意味「危険」です。 
 「調停か?それとも訴訟か?」「こちらから訴えるか?それとも相手が訴えてくる
 のを待つか?」 など、方針を固める必要がありますので、やはり最初は詳しい
 専門家に自分の借金の全体像を話して、アドバイスをもらってから行動すべきです。

・ 相手が銀行や公的金融機関となると、裁判所を利用することが必ずしも賢明とは
 限りません。銀行との返済条件の交渉は、クレサラや商工ローンとは全く異質の
 ものですので、安易に裁判所を使うと、かえって話がこじれる場合があります。
 というか、裁判所を使わないで、もっと上手に交渉できる方法がいくつもありま
 すので、裁判所を利用する必要があまりないというのが実感です。
 (但し自己破産や民事再生を選択する場合はこの限りではありませんが)

・ 本人訴訟を考えている人に、私が自信をもってオススメする本を、
 以下2冊紹介します。

(1) 訴訟は本人でできる (自由国民社 石原豊昭ほか 著) 
 ロングセラー本です。これ1冊で、裁判の流れ、手続きの概要、訴状の書き方の基本
 などがわかります。本人訴訟のハウツー本は沢山ありますが、私個人的には、
 この本が一番だと感じています。

(2) 弁護士いらず (三浦和義著 太田出版)
 ロス疑惑で無罪判決となった、あの三浦和義氏が書いた本です。東京拘置所にいる
 間に、マスコミ相手に何百件もの訴訟(名誉毀損等)を一人で提訴、勝率8割を
 誇ったそのノウハウと体験記です。社会的には圧倒的に弱い立場だったはずの
 三浦氏が、天下の大マスコミを相手にことごとく勝訴したことは、まさしく
 「裁判所では大組織も一個人も対等」であることを示しています。
 三浦氏がシロだとかクロだとか議論する前に、純粋に、本人訴訟必勝のための参考
 文献として一読の価値ありです。なかなかすごい本です。

7月7日 (七夕)

 オアシス初登場のNさん、数年前要職にあったころ断りきれず保証人になった会社が倒産。300万円の支払いを
消費者金融から借り入れ肩代わり。その後何とか支払い続けてきて、残金240万円。支払った金額は300万円を当に越しています。いつまでたっても埒があかないと思い、民商事務局に相談。利息制限法で計算しなおすと残金約60万円。
 ここは一念発起、特定調停の申込をして、明後日9日事前調停の段取りになりました。相手はかの担保があれば調停に応じない「アイフル」。事前調停の場にアイフルからも弁護士が来るそうです。さてさてどうなりますやら、次回報告まで。

 民商廿日市まつりに「オアシスの会」も出展しようという事で、Tさんに窓口を引き受けてもらいました。

 20数年サラ金を利用しているHさん。このたび相手から「当社の債権B社に譲渡いたしました、つきましては承諾書をご返送ください」という文書が舞い込みました。合併したという触れ込みですが、継続して借り入れしていることの清算という新たな手口かもしれないという危惧が残ります。慎重な対処をする必要があります。

6月30日(水)

 Oさんの娘さんのご主人が6社ほどのサラ金・ローン会社と特定調停の準備を進めていて、7月7日に事前調停の打ち合わせがあるそうです。親族は同席できるということで娘さんと経験者のOさんとが同席して調停を成功させようとがんばっています。

 会外の方でご主人が働かずサラ金を借り上げてニッチもサッチも行かなくなって、自分は自己破産をして離婚しようと思うという方が見えました。まだ、若くて子供が2人いるなど今後のことが大変だと思いますがしっかり頑張って欲しいと皆で応援をし、「生活と健康を守る会」への入会を勧めました。

 久しぶりにこられたHKさんは特定調停が不調に終わって、現在、従前どうり返済を苦しいながら続けているという報告がありました。税金の滞納分なども催促がありかなりきついという内容でした。そのHKさんの友人で、特定調停の終了後サラ金から不服申し立てが出て「まだ残りがあったので調停には応じられないので従前どおり支払うように」と意をれて困っている人がいるという話がありました。相手が三流?のようで法律を遵守しようという姿勢が見えないので改めて裁判も辞さないつもりで交渉するように伝えてもらうことにしました。

6月16日

 Hさん続編 事前調停のあれこれ
  
 収入から生活費を引いた全てを返済に当てるのは余裕が無くて無理が生じるからということで不調に終わりましたが
「自己破産は出来るだけしたくない」という相談者の意を汲んで予定の時間は遥かに過ぎましたが調停員の方から引き続き提案として「民事再生法、(小規模個人再生手続と給与所得者等再生手続)を活用してみるように」と司法書士会に連絡をとり明日の無料相談会に行くことになりました。500万円以下の債権は100万円を返済すれば良いということに心引かれたようです。ただ、司法書士に20万円程度の報酬を払わなければならないというとりあえずの壁はありますが。
 引き続き、会外の方ですが、民事再生法は新しい法律でもありわれわれも関心があるので、引き続き「オアシス」に」参加することになりました。           
                               個人再生法とは (京都弁護士会広報委員会より)

 Gさんはサラ金会社から他の信販会社に債権を譲渡しましたという通知書を受け取り承諾書に自動車免許証等の写しを添付して返送するようにとあります、どう対処していこうかという相談がありました。返済が滞ったわけでもなく意味がつかめないということでした。利息制限法にある借り入れ契約日をやりかえる為の手ではないかということで、みんなで調べようということになりました。
 
 Kさんからは会員の中に建設業関係の人が多いので同業の人と交流したいとの要求が出されました。参加者からも賛成の声が上がり今後の検討課題にすることになりました。

6月9日(水)

 前々回(5/26)、サラ金問題で相談にこられたHさん(若い独身女性)が特定調停の申請をして明日(6/10 3:00)より事前調停があると言うことで資料を持って来られました。
 前回来られなかったので「どうしたのかな」とは思っていましたが、5/26の相談でやる気になって次の日には裁判所へ行きその日に申請書を提出したそうです。普通のOLで、400万近くの負債があるので中々大変とは思いますが、もし不調に成ってもまだまだ手はあるということで、ちょうど来られていた最近調停が成立したTさん夫婦と一緒に、返そうという意思を調停員に伝え50回 60回の分割に挑戦してみるよう励ましあいました。
 ちなみに彼女が「オアシス」道場を知ったのは、携帯電話のWEBサイトで検索をしてとのことです。
今や若者の間では携帯電話は必需品になっています、当然うまく使いこなしています。中高年ももう少し使えるようになるといいですね。

毎週水曜日 廿日市中央公民館にて
午後7:00より9:00まで開催中
費用は一切掛かりません。 
相談カード
クレジット・サラ金・商工ローンの相談は左をクリックしてカードをプリントアウトの上相談においでください。
メールで相談

とりあえず、なんでも相談する方は左をクリックして下さい